進路状況報告 平成30年2月 進路指導室長 山下孝範 一月の声を聴くと、学校現場はにわかに動きが出てきます。入学試験や卒業式の準備など気の抜けない毎日を迎えます。東京校でも二月を迎えるとセンター利用入試・一般入試の結果が一挙に出そろいます。現在は、未就職者の対応と入試の結果待ちです。今年も三年生は、それぞれ果敢にチャレンジしてくれました。そして既に推薦入試とAO入試で素晴らしい結果を出してくれています。これらの入試では、大学や専門学校への強い学習意欲が要求されます。このハードルを無事乗り越えた生徒たちに敬意を表したいと思います。一方で、学校は合格してから何をどのように学ぶかが大事です。どうかこれからも将来の設計を惜しまないで下さい。 ~*~*~*~*~~*~*~ これまでに生徒達が合格した学校をご紹介します。 実践女子大学・高千穂大学・東洋大学・二松學舍大学・武蔵野大学・ルーテル学院大学・東京立正短期大学・アミューズメント総合学院・専門学校日本動物21・専門学校ビジョナリ―アーツ 等 日本大学通信教育部と連携協力校になりました 東京校副校長 綱島麻里 連携協力校になったことにより、晃陽学園高等学校では、東京校を中心とした在籍生徒に対し日本大学通信教育部市ヶ谷キャンパス(千代田区九段南4-8-28)にて夏季スクーリングを七月下旬に実施することになりました。路に対する意識を一層高めることの一助になればと願っています。 |
KYだより |
第23号 発行 平成30年2月1日 編集 鈴木スミレ 黒澤あすか 猪股彩美(入部順) 「KYだより」は年4回(2・5・8・11月)発行の学校新聞です。創刊は平成23年 8月。校内や地域の方々との大切なコミュニケーションツールです。どうぞご愛読下さい。 紙媒体(B4版)の発行もしております。ご希望の方は新聞部までご連絡ください。 email: info@koyo-tokyo.ed.jp |
街の情報 岡田花店さんは、荻窪駅北口から学校へ向かう途中、天沼陸橋の手前の右手です。ビルの3階にある華道のお稽古場で社長の岡田新一様にお話を伺いました。 戦前、社長のお父様は神田美土代町(みとしろちょう)で花店を営んでいらっしゃいました。ところが、昭和十九年十一月の空襲でお店が焼けてしまったので戦後、現在のお店の近くにあった「国際平和マーケット」の一画で新しくお店を始められました。 社長は天沼中学に通いながらお父様のお手伝いをされたそうです。当時は花嫁修業の一つとして華道が盛んでお店もだんだん大きくなり、り、現在の場所に新しく店舗を構えられ、社長は、荻窪高校の夜間部の生徒として、市場でのセリのことや水揚げのことなどお仕事のことも一所懸命勉強なさいました。 社長のお好きな花は、バラ・アルストロメリア・トルコキキョウなど種類も色も多いお花で、大切な事は良いお花を長持ちさせること、そして、何よりも信用が一番だそうです。 私たち高校生には「平和で勉強できることがうらやましい」と大切な言葉をいただきました。 ~岡田社長、ありがとうございました。担当 黒澤あすか 〈岡田花店〉さんのプロフィール ◎住所:杉並区上荻1-4-7 ◎電話:03-3398-1759 ◎営業時間:9:00~20:00 ◎休業日:原則として第1・3日曜ですが、 今年は、4・8・9月が不規則ですのでお問合せ下さい。 |
☆ My 進路 ☆動物看護の勉強をしたいと思うようになったキッカケは、飼い犬の病気です。動物病院の動物看護師さんがとても親身になってアドバイスをくださったり、不安が大きかった私達にいつも優しい声をかけてくださいました。私も飼い主さんにより近く不安を取り除ける動物看護師になりたいと思いました。学校では勉強に力を入れることはもちろん、クラブに入り交友関係を広げ充実した学校生活を送りたいです。将来の夢は、一般の病院では治療が受けられない重度の動物達を治療する高度医療の動物病院で働くことです。東京校での生活は自分のために使う時間が多く、自分を見つめ直すことができました。素敵な先生方や友達に恵まれて楽しい学校生活を送ることができました。後輩の皆さんへ~進路で悩むときには、自分はどんなことに関心があるのか、と自分を見つめ直したり、身近な方にアドバイスを貰うことが大事だと思います。高校生活もいつかは終わりを迎えるので今を思いっきり楽しんで下さい。(3年生 I・Kさん 進学先: 専門学校 日本動物21 動物看護コース) ) |
平成29年度 進路状況報告 平成29年11月 副 校 長 綱島麻里 進路指導室長 山下孝範 大学や専門学校の推薦入試が10月から始まり、調査書の発行が毎日のように続いています。適切な書類を作成する為に、日々の生徒とコミュニケーションを大切に考えています。面接指導、並びに作文・論文指導など、本番に際し、準備を怠らぬように生徒に喚起しているところです。AO入試で既に内定をいただいた生徒も複数でてきました。一方で、目下センター試験に向けて一所懸命の生徒もいます。 就職戦線も大きな山を越え、第二次、三次試験へと突入しています。今年度も求人数は右肩あがりで嬉しい限りです。ただ、それは生徒の就職したい企業が増えたということではありません。特に女子の事務系は希望が多く、商業高校との競合もあり、内定を取るのは 難しいとされています。それでも高校生の見かけの求人数倍率は5倍を超えているのです。その内容は、介護、建築、警備、飲食、運送などで、デスクワークは少ないのが現状です。過日の新宿ハローワークの会議でも「10月の内定率は50%くらいでしょう」とのことでした。まだまだ求職戦線が続きます。該当の生徒は気落ちすることなく、求人情報に目を向けていくことを希望します。 教職員一同、3年生全員が進路決定できるように努力していきます。 日本大学通信教育部と連携協力校になりました 東京校副校長 綱島麻里 連携協力校になったことにより、晃陽学園高等学校では、東京校を中心とした在籍生徒に対し日本大学通信教育部市ヶ谷キャンパス(千代田区九段南4-8-28)にて夏季スクーリングを七月下旬に実施することになりました。路に対する意識を一層高めることの一助になればと願っています。 |
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第22号 発行 平成29年11月1日 編集 鈴木スミレ 幾田楓子 黒澤あすか 猪股彩美(入部順) 「KYだより」は年4回(2・5・8・11月)発行の学校新聞です。創刊は平成23年 8月。校内や地域の方々との大切なコミュニケーションツールです。どうぞご愛読下さい。 紙媒体(B4版)の発行もしております。ご希望の方は新聞部までご連絡ください。 email: info@koyo-tokyo.ed.jp |
街の情報 今回はスペインの代表的な飲み物「オルチャ―タ」の専門店「ソルャータ」さんをお訪ねして、社長の佐藤尚子(なおこ)さんにお話を伺いました。お店は荻窪駅北口ロータリーの右手、北口駅前通り商店街入口の右側、東和堂薬局さんの隣です。 創業は2016年9月。店名の「ソルチャ―タ」はスペイン語で「太陽」を意味する「ソル」と「オルチャータ」を合わせた造語です。店内は白壁・出窓のあるスペイン風でここが荻窪であることを忘れるような空間です。 オルチャータの主素材「タイガーナッツ」は「ナッツ」と付いていますがナッツ類ではなく野菜(根菜)で食物繊維・ビタミンEが多く血糖値を抑える効果もあります。お店を始める際にアドバイスのあった従兄さんが、糖尿病で健康に気を使っていらした時にタイガーナッツと出会われ「今までに無い飲食店をつくりたい」というアツイ思いからスタートされました。 タイガーナッツの甘味を活かした濃厚な「プレミアム」は佐藤社長のオススメ。シナモンを入れるとまた違う味わいになります。「バレンシアタイプ」はあっさり味でスペイン人好み。スペインのお客様はお砂糖2本とハチミツを入れて「Good!」と言って帰られるそうです。佐藤社長は「荻窪に根づいたお店にしたい」「皆さんに知って欲しい」とおっしゃいます。 佐藤社長のご出身は晃陽学園本校と同じ茨城県古河市と伺いビックリ!高校時代は「JRC(日本赤十字の略)」というボランティア活動をする部に所属され、夢は「幼稚園の先生」だったそうです。 高校生の私たちへは「失敗を恐れず色々なことにチャレンジして欲しい」というメッセージを戴きました。 ~ 佐藤社長様、沢山の楽しいお話を聞かせていただき、また、タイガーナッツを齧(かじ)ったり、オルチャータを味わったりという貴重な体験をさせていただいて、本当にありがとうございました。 担当 猪股彩美 〈ソルチャータ〉さんのプロフィール ◎住所: 杉並区上荻1-6-1ソルチャータビル ◎営業時間: 12:30~19:00 ◎定休日: 毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌平日) ◎URL:http://solchata.com/ |
☆ My 進路 ☆ ◎希望の大学・学部に進まれた先輩に大学生活や今の気持ちについて伺いました。 ◎進学先: 駒澤大学 文学部歴史学科外国史学専攻 ようやく大学生活にも慣れてきました。高校生活はのんびりしていたので、大学に入ってから一気に忙しくなりました。想像以上に、課題やレポートに追われ、加えてバイトも始めたので結構大変です。アニメが好きなのでアニメ同好会のサークルに入りました。目下、勉強とサークル・バイトを両立させながら努力しています。「将来の夢」もこれから色々探してみようと思っています。「大学生はヒマ」とよく聞きますが、あの言葉はあまり信用しない方がいいと思います(笑)。大学にもよりますが、大学に入ろうと思っている人は少し覚悟した方がいいと思います。ただ、忙しいとは言っても良い意味で忙しいです。充実しています。大学には様々な人がいるので、友人関係や知見が広がってとても楽しいです。忙しい分、楽しみも沢山あります!受験生ファイトです!(H28年度卒生 A・K先輩) |
☆ オススメの一冊☆ 東京校では1・2年生の夏休みに「本を一冊選んで感想文を書く」という宿題があります。 ◎著者名:伊坂幸太郎 ◎書名:アヒルと鴨のコインロッカー 読書好きな友人にオススメを教えてもらって、その中で内容を想像できないタイトルのこの本を選びました。 大学入学のために引っ越してきた「僕」とアパートで出会ったナゾの隣人「河崎」。初対面なのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか?」と持ちかけられ誘いにノッてしまう。決行の夜、なぜか「僕」はモデルガンを持って本屋の裏口に立っていた!?そんな衝撃的な内容から始まる物語。現在と過去、2つの時代の出来事が交互に進められていき、最後まで目が離せません。「河崎」が本屋を襲った理由も大切な人のためだったと判り、動物虐待のことや人として大切なことを考えさせられました。もう一度ユックリ読み返したいです。 今まで小説をあまり読むことがなかったのですが、面白い本に出会えたので新しい一冊をまた探してみたいと思います。 1年生 M・E |
平成28年度 進学報告 3年間目標を定め、友達と切磋琢磨して学習力を高めていった結果、大きな成果を出してくれました。本当におめでとうございます。 A君 合格校 法政大学 駒澤大学 専修大学 亜細亜大学 東京経済大学 N君 合格校 拓殖大学 M君 合格校 高千穂大学 Y君 合格校 トヨタ東京自動車大学校 N君 合格校 日本歯薬専門学校 T君 合格校 日本調理師アカデミー M君 合格校 新宿進級柔整歯科衛生専門学校 これらの生徒は全員、中学からの新入生たちです。 転学生たちも 恵泉女学園大学、ルーテル学院大学 城西大学 等に進学します。そして今年、センター試験は5人挑戦していきました。 進路指導室より ~副校長 綱島麻里、進路指導室長 山下孝範 平成28年度卒業生の進路報告がこんなに嬉しい報告になるとは想定外でした。本校通信制には中学から新入生として入学した生徒たちと、一身上の都合で途中他高校から転校してきた生徒たちが混在しています。 両者は、良い意味で元気のやり取りをして、和やかな高校生生活を楽しんでおります。例年転校生組が大学進学実績を作ることが多いのですが、今年は中学から直接入学した生徒たちが、大きな成果を残してくれました。通信制の高等学校にとって、3年間の通信教育の結果が、社会に対応できる能力に繋がるという事実を確認できたことが大切なことなのです。一見、形だけのレポート作成だけでは、学力の向上は無理ではないかという危惧は拂拭されました。彼らは、中学時代に学習ハラスメントを抱え、中学教育の未習熟を起こして本校に入学しました。しかし晃陽学園の教員スタッフが目指す目標は、これらの生徒たちが本校通信制のカリキュラムを通して高校生として一定の学力を得て、大学進学に通用する学習方法を会得させることなのです。 われらが目指す通信教育成果を、今年の3年生は、嬉しいことに、はじき出してくれました。 通信教育システムの大きな特長は、教科書中心のレポート作成です。教科書のすべてを網羅できる基礎知識を構築することです。彼らはこのレポート作成に熱心に取り組んでくれました。毎回、レポート100点を目指して学習していました。センター試験等に対応できる能力を育成できます。2点目はレポート作成間以外の時間の利用です。これは自分の目標を立てることが大切です。目標受験希望大学を設定し受験勉強を計画的に行うこと。3点目は、その学習を学校で行ったことがとても良かったと思います。 これらの生徒たちは弁当を持参し、午後のフリータイムに肩を並べて学習する様は頼もしく感じたものです。教職員の可視化にある学習で様々な進学指導が可能になりました。過去問への挑戦など、生徒と教職員が一体となった受験指導が功を奏したと考えています。この指導や結果こそ、晃陽学園が望んでいた教育だと痛感しています。 小さな規模の東京校ですが、大学を目指す生徒も多くいます。4割近くは大学志望、3割が専門学校そして残りが就職や芸能活動、縁故就職となっています。寺子屋のように生徒との距離感を大切にしています。 そして結果を皆で喜び合える晃陽学園つくりを今後も努力していく所存です。 |
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第20号 発行 平成29年5月1日 編集 鈴木スミレ 幾田楓子 黒澤あすか(入部順) 「KYだより」は年4回(2・5・8・11月)発行の学校新聞です。創刊は平成23年 8月。校内や地域の方々との大切なコミュニケーションツールです。どうぞご愛読下さい。 紙媒体(B4版)の発行もしております。ご希望の方は編集部までご連絡ください。 email: info@koyo-tokyo.ed.jp |
平成29年度を迎えて 東京校副校長 綱島麻里 平成29年度も無事にスタート致しました。 今年の遠足は「歓迎遠足!」として、4月20日(木)に、絵に描いたような晴天のもと16名の希望生が、新宿御苑で楽しんでもらえたようです。喧噪(けんそう)の新宿の中に「こんな空間が存在」する事を是非知ってもらいたく、八重桜満開の一日を設定致してみました。案の定、5年前に改修した「大温室」にも、またユックリ行ってみたい!が多くの感想でした。 今年度は、新入生・転入生共で10数名のご縁が出来ました。毎年のことながら、数多い学校の中から選んで戴いたのですから「晃陽を選んでヨカッタ」と巣立って下さることを職員みんなで願ってお預かり致しました。 平成28年度の卒業生は、在学中本当に頑張りました。目標をシッカリ持って、それぞれに進路指導の山下先生の期待に応えて巣立ちました。勿論夕方遅くまで勉強をした毎日でした。「努力は、ウソをつかない」を、私達も改めて教えてもらいました。素晴らしい結果の陰には、保護者の皆様のお力添えを感じずにはいられません。毎日のお弁当・体調の管理等々学校では不可能なことがたくさんあります。メリハリをつけ、ここイチバンの瞬発力発揮のパワーを蓄えて戴くためには、ご家庭のお力が不可欠です。今年も、ご家庭と学校が一丸となって良い結果を生み出したいと願って居ります。 今年度もどうぞ宜しくお願い致します。 街の情報 今回は西荻窪駅南口のこけし屋さんの取材をさせて頂きました。お話を伺ったのは、三代目店長の川上貢(みつぐ)さん。こけし屋さんに勤務されて四十五年になります。 こけし屋さんは、昭和24年創業のフランス料理と洋菓子のお店です。お店のビルにはレストランと喫茶室、洋菓子の販売フロア、そしてあの美味しいケーキが生まれる工場があります。店名には、創業の頃、一家にひとつは必ずあった「こけし」のように、みんなに愛される店になって欲しいという願いが込められています。店内の至る所にこけしが置いてあり、なかには近所の方から寄贈されたものもあるそうです。 川上店長さんが就かれている店長職は、お店を総合的に取り纏めることが一番のお仕事です。「従業員みんなが気持ちよく仕事に取り組めるように常に気を配っています。高校生の皆さんに大切にして欲しいことは、感謝の気持ち。『戴きます』は食材の命(いのち)に対して、『ご馳走さま』は食材を用意し、作ってくれた人に対しての感謝の言葉です。みんな支えられて生きていることを忘れないで欲しいです。また、アルバイトはお金を稼ぐことの大変さ、仕事の楽しさなどを知ることができ、よい社会勉強になり必ず将来の役に立つと思います。」 「地元に親しんで頂くため」に、35年前にスタートした毎月第2日曜日の「グルメ朝市」も名物です。作りたてのお料理や朝市限定の自家製パン、勿論、ケーキや洋菓子もあって、一店だけでの朝市は全国でもこけし屋さんだけだそうです。今度ぜひ行ってみたいです。 ~川上店長、こけし屋の皆さま、ありがとうございました。 3年 幾田楓子 |
<こけし屋さんのプロフィール> ◎住所:杉並区西荻窪南3-14-6 ◎電話:03-3334-5111 ◎営業時間:本館 9:00~22:00、別館 11:00~21:00(L.O.) レストラン 11:00~14:00、17:00~21:00(L.O.) ◎定休日:毎週火曜日(祝日を除く) ☆ My 進路 ☆ 「レポート提出・スクーリング・テスト」の3つの課題をクリアし、勉強以外にも多くのことを学んで、東京校を巣立って行った先輩達の進路先と合格校をご紹介します。 ~*~*~*~*~*~ 駒澤大学・恵泉女学園大学・十文字学園女子大学・城西大学・高千穂大学・トヨタ東京自動車大学校・ルーテル学院大学・亜細亜大学・専修大学・拓殖大学・東京経済大学・法政大学・ESPアニメーション声優専門学校・新宿鍼灸柔整歯科衛生専門学校・日本医歯薬専門学校・日本調理アカデミー・日本電子専門学校・㈱サイクルスポット ☆ それぞれの道で頑張って下さい ☆ |
☆ My 進路 その2☆ 2月23日(木)、立川グランドホテルで開催された「お仕事・学問発見フェア」に行ってきました。会場には、様々な専門学校や大学の説明・体験ブースが設けられています。「お仕事体験コーナー」は大人気で、私達は歯科衛生、製菓のブースに行きました。実際に治療で使う素材を使ってミニチュアの歯型のストラップを作成したり、飴細工の白鳥の翼を作るなどの興味深い体験ができました。各校の説明コーナーでは、柔道整復・鍼灸のブースに行きました。仕事内容やこれからの展望、やりがい等、たくさんのことを教えていただきました。興味があったら、来年開催する際にぜひ訪れてみてください。進路を考えるキッカケになると思います。3年 幾田楓子 |
体育の授業 東京校では、毎月一回徒歩5分の荻窪体育館で体育の授業を行っています。 岡嶋晃久(あきひさ)先生(剣道六段)の指導のもと、バドミントン・ドッヂボール・パドルテニスなどに取り組みます。普段あまり話をしない友達とチームワークを楽しんだり、時には競争心に火が点いたり・・・。学校に戻ってスクーリングカードを記入する時は、みんなもうクタクタです。団体競技が苦手な生徒は各自ボウリング・ジョギング・サイクリング等をして自己申告、スクーリングをクリアします。3年 黒澤あすか |
平成28年度 進学報告 3年間目標を定め、友達と切磋琢磨して学習力を高めていった結果、大きな成果を出してくれました。本当におめでとうございます。 A君 合格校 法政大学 駒澤大学 専修大学 亜細亜大学 東京経済大学 N君 合格校 拓殖大学 M君 合格校 高千穂大学 Y君 合格校 トヨタ東京自動車大学校 N君 合格校 日本歯薬専門学校 T君 合格校 日本調理師アカデミー M君 合格校 新宿進級柔整歯科衛生専門学校 これらの生徒は全員、中学からの新入生たちです。 転学生たちも 恵泉女学園大学、ルーテル学院大学 城西大学 等に進学します。そして今年、センター試験は5人挑戦していきました。 進路指導室より ~副校長 綱島麻里、進路指導室長 山下孝範 平成28年度卒業生の進路報告がこんなに嬉しい報告になるとは想定外でした。本校通信制には中学から新入生として入学した生徒たちと、一身上の都合で途中他高校から転校してきた生徒たちが混在しています。 両者は、良い意味で元気のやり取りをして、和やかな高校生生活を楽しんでおります。例年転校生組が大学進学実績を作ることが多いのですが、今年は中学から直接入学した生徒たちが、大きな成果を残してくれました。通信制の高等学校にとって、3年間の通信教育の結果が、社会に対応できる能力に繋がるという事実を確認できたことが大切なことなのです。一見、形だけのレポート作成だけでは、学力の向上は無理ではないかという危惧は拂拭されました。彼らは、中学時代に学習ハラスメントを抱え、中学教育の未習熟を起こして本校に入学しました。しかし晃陽学園の教員スタッフが目指す目標は、これらの生徒たちが本校通信制のカリキュラムを通して高校生として一定の学力を得て、大学進学に通用する学習方法を会得させることなのです。 われらが目指す通信教育成果を、今年の3年生は、嬉しいことに、はじき出してくれました。 通信教育システムの大きな特長は、教科書中心のレポート作成です。教科書のすべてを網羅できる基礎知識を構築することです。彼らはこのレポート作成に熱心に取り組んでくれました。毎回、レポート100点を目指して学習していました。センター試験等に対応できる能力を育成できます。2点目はレポート作成間以外の時間の利用です。これは自分の目標を立てることが大切です。目標受験希望大学を設定し受験勉強を計画的に行うこと。3点目は、その学習を学校で行ったことがとても良かったと思います。 これらの生徒たちは弁当を持参し、午後のフリータイムに肩を並べて学習する様は頼もしく感じたものです。教職員の可視化にある学習で様々な進学指導が可能になりました。過去問への挑戦など、生徒と教職員が一体となった受験指導が功を奏したと考えています。この指導や結果こそ、晃陽学園が望んでいた教育だと痛感しています。 小さな規模の東京校ですが、大学を目指す生徒も多くいます。4割近くは大学志望、3割が専門学校そして残りが就職や芸能活動、縁故就職となっています。寺子屋のように生徒との距離感を大切にしています。 そして結果を皆で喜び合える晃陽学園つくりを今後も努力していく所存です。 |
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第20号 発行 平成29年5月1日 編集 鈴木スミレ 幾田楓子 黒澤あすか(入部順) 「KYだより」は年4回(2・5・8・11月)発行の学校新聞です。創刊は平成23年 8月。校内や地域の方々との大切なコミュニケーションツールです。どうぞご愛読下さい。 紙媒体(B4版)の発行もしております。ご希望の方は編集部までご連絡ください。 email: info@koyo-tokyo.ed.jp |
平成29年度を迎えて 東京校副校長 綱島麻里 平成29年度も無事にスタート致しました。 今年の遠足は「歓迎遠足!」として、4月20日(木)に、絵に描いたような晴天のもと16名の希望生が、新宿御苑で楽しんでもらえたようです。喧噪(けんそう)の新宿の中に「こんな空間が存在」する事を是非知ってもらいたく、八重桜満開の一日を設定致してみました。案の定、5年前に改修した「大温室」にも、またユックリ行ってみたい!が多くの感想でした。 今年度は、新入生・転入生共で10数名のご縁が出来ました。毎年のことながら、数多い学校の中から選んで戴いたのですから「晃陽を選んでヨカッタ」と巣立って下さることを職員みんなで願ってお預かり致しました。 平成28年度の卒業生は、在学中本当に頑張りました。目標をシッカリ持って、それぞれに進路指導の山下先生の期待に応えて巣立ちました。勿論夕方遅くまで勉強をした毎日でした。「努力は、ウソをつかない」を、私達も改めて教えてもらいました。素晴らしい結果の陰には、保護者の皆様のお力添えを感じずにはいられません。毎日のお弁当・体調の管理等々学校では不可能なことがたくさんあります。メリハリをつけ、ここイチバンの瞬発力発揮のパワーを蓄えて戴くためには、ご家庭のお力が不可欠です。今年も、ご家庭と学校が一丸となって良い結果を生み出したいと願って居ります。 今年度もどうぞ宜しくお願い致します。 街の情報 今回は西荻窪駅南口のこけし屋さんの取材をさせて頂きました。お話を伺ったのは、三代目店長の川上貢(みつぐ)さん。こけし屋さんに勤務されて四十五年になります。 こけし屋さんは、昭和24年創業のフランス料理と洋菓子のお店です。お店のビルにはレストランと喫茶室、洋菓子の販売フロア、そしてあの美味しいケーキが生まれる工場があります。店名には、創業の頃、一家にひとつは必ずあった「こけし」のように、みんなに愛される店になって欲しいという願いが込められています。店内の至る所にこけしが置いてあり、なかには近所の方から寄贈されたものもあるそうです。 川上店長さんが就かれている店長職は、お店を総合的に取り纏めることが一番のお仕事です。「従業員みんなが気持ちよく仕事に取り組めるように常に気を配っています。高校生の皆さんに大切にして欲しいことは、感謝の気持ち。『戴きます』は食材の命(いのち)に対して、『ご馳走さま』は食材を用意し、作ってくれた人に対しての感謝の言葉です。みんな支えられて生きていることを忘れないで欲しいです。また、アルバイトはお金を稼ぐことの大変さ、仕事の楽しさなどを知ることができ、よい社会勉強になり必ず将来の役に立つと思います。」 「地元に親しんで頂くため」に、35年前にスタートした毎月第2日曜日の「グルメ朝市」も名物です。作りたてのお料理や朝市限定の自家製パン、勿論、ケーキや洋菓子もあって、一店だけでの朝市は全国でもこけし屋さんだけだそうです。今度ぜひ行ってみたいです。 ~川上店長、こけし屋の皆さま、ありがとうございました。 3年 幾田楓子 |
<こけし屋さんのプロフィール> ◎住所:杉並区西荻窪南3-14-6 ◎電話:03-3334-5111 ◎営業時間:本館 9:00~22:00、別館 11:00~21:00(L.O.) レストラン 11:00~14:00、17:00~21:00(L.O.) ◎定休日:毎週火曜日(祝日を除く) ☆ My 進路 ☆ 「レポート提出・スクーリング・テスト」の3つの課題をクリアし、勉強以外にも多くのことを学んで、東京校を巣立って行った先輩達の進路先と合格校をご紹介します。 ~*~*~*~*~*~ 駒澤大学・恵泉女学園大学・十文字学園女子大学・城西大学・高千穂大学・トヨタ東京自動車大学校・ルーテル学院大学・亜細亜大学・専修大学・拓殖大学・東京経済大学・法政大学・ESPアニメーション声優専門学校・新宿鍼灸柔整歯科衛生専門学校・日本医歯薬専門学校・日本調理アカデミー・日本電子専門学校・㈱サイクルスポット ☆ それぞれの道で頑張って下さい ☆ |
☆ My 進路 その2☆ 2月23日(木)、立川グランドホテルで開催された「お仕事・学問発見フェア」に行ってきました。会場には、様々な専門学校や大学の説明・体験ブースが設けられています。「お仕事体験コーナー」は大人気で、私達は歯科衛生、製菓のブースに行きました。実際に治療で使う素材を使ってミニチュアの歯型のストラップを作成したり、飴細工の白鳥の翼を作るなどの興味深い体験ができました。各校の説明コーナーでは、柔道整復・鍼灸のブースに行きました。仕事内容やこれからの展望、やりがい等、たくさんのことを教えていただきました。興味があったら、来年開催する際にぜひ訪れてみてください。進路を考えるキッカケになると思います。3年 幾田楓子 |
体育の授業 東京校では、毎月一回徒歩5分の荻窪体育館で体育の授業を行っています。 岡嶋晃久(あきひさ)先生(剣道六段)の指導のもと、バドミントン・ドッヂボール・パドルテニスなどに取り組みます。普段あまり話をしない友達とチームワークを楽しんだり、時には競争心に火が点いたり・・・。学校に戻ってスクーリングカードを記入する時は、みんなもうクタクタです。団体競技が苦手な生徒は各自ボウリング・ジョギング・サイクリング等をして自己申告、スクーリングをクリアします。3年 黒澤あすか |
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第19号 発行 平成29年2月1日 編集 森川智美 鈴木スミレ 幾田楓子 黒澤あすか(入部順) 「KYだより」は年4回(2・5・8・11月)発行の学校新聞です。創刊は平成23年 8月。校内や地域の方々との大切なコミュニケーションツールです。どうぞご愛読下さい。 紙媒体(B4版)の発行もしております。ご希望の方は編集部までご連絡ください。 email: info@koyo-tokyo.ed.jp |
新たな環境で前向きに 東京校校長 今津久雄 皆さん、いかがお過ごしですか?今の時期は大変複雑な心境で迎えておられることでしょうね。進路進級について「結果が出る」という時期・・夢かなう人ばかりではありません。残念な結果になる人もいます。しかし、人生一度切り・自分しか生きられません。結果を受け入れて次を目指すことが大切です。良き結果が出た人も今がすべてではありません。今後どのように変化するかもしれません・・つまり人生は、過去・今日の積み重ねが将来結果として出る、ということです。この先60年を「日々如何に過ごすか」が大事なのです! 私の経験では(性格もあるとは思いますが)希望校に入ることができませんでしたが、入った以上「その中での居場所(というか楽しみ)を見つけよう」と考えました。高校では迷わず剣道部で!大学では剣道を制限され(趣味程度にするよう親に言われて)苦手な農学部でしたから、冬だけのスキーサークルに入りました。そこでの出会いに私の人生で最も大きな影響を受けたように思います(スキーより考え方、人との接し方、話し方等々) どうか、今だけにこだわらず、「新しい何かがある!」と与えられた環境で前向きに考えてほしいものです。 エベレスト@荻窪 昨年4月に開校したエベレストインターナショナルスクールジャパン荻窪校※をお訪ねして、広報担当の小澤桃子さんに校舎の案内をしていただきながら、お話を伺いました。 ※阿佐ヶ谷に在る本校は、昨年3月に伺い、KYだより第16号でご紹介しました。 現在、荻窪校では、小学3年から6年生までが学んでいます。小学校まで開設をしているこの学校は、生徒の進級と共に最終的には高校までの設備を整える予定です。見学させていただいた授業はネパールのカリキュラムに沿って英語で行われていました。授業の大半が英語で行われ教材も英語表記のため、日本で進学を希望する際に日本の学校に通う生徒と日本語の能力に差ができてしまうのが進学上のネックになっています。日本で唯一のネパール人学校なので、英語や日本語が話せないネパールの方々へのサポートを求めて全国の病院や学校からも連絡がくるそうです。在日ネパール人の人たちにとって、とても大切な機関になっています。 |
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ネパール文化のお話も伺いました。日本でのお正月にあたるネパールの行事は、10月頃に2週間ほどある「ダサイン」と呼ばれるお祭り。お祝いのときには、水に浸した米をすりつぶし、砂糖やシナモンを加えて揚げた「セルロティ」というドーナツのようなものも作ります。他にも光の祭り「ティハール」では、神さまを迎え入れるために花などをあしらった「ランゴリ」と呼ばれる絵を玄関に描いたりするそうです。 興味深いことをたくさん教えて頂きました。小澤桃子さん、学校の皆さん、有難うございました。 2年 幾田楓子 ☆ ☆ ☆ 「エベレスト・インターナショナル・スクール・ジャパン 荻窪校」のプロフィール ◎住所: 杉並区桃井1-1-17 ◎電話: 03-5335-7379 ☆ My 進路 ☆ 建築の勉強を頑張っています。子どもの頃から理数系科目と美術・技術が大好きだったので両方勉強できるのはいいな、という思いと、建築学部に入れば、打ち込めるものがみつかるかもしれないという期待から建築学部を選びました。将来は、今後増えていくであろう古くなった建物の保存・活用の分野と、行政と建築業界の橋渡しをしていきたいと思います。大学は、勉強・友達づきあい・大学生活の自由さなどあらゆる面で期待以上です。課題作成が大変な分、学部の友達は本当に「仲間」で日々勉強面から生活面まで助け合っています。休日は、課題作成に費やすことも多いですが同じ学部の友達と1、2週間に一度は遊ぶ予定を入れてリフレッシュしています。最近は「寝る前1時間は自分の好きな事をする時間」と決めて生活にメリハリをつけています。~晃陽の後輩へ~自分のことをよく知って、好きなことするのがいいと思います。自分の価値観で自分のことを決めるのが楽しくなる第一歩だと思います。(平成25年度卒業 国立 京都工芸繊維大学在学 I ・M先輩) |
冬休みのデキゴト 1月4日、祖母を誘って、初めて都電に乗り「おばあちゃんの原宿=巣鴨」へ行って来ました。4のつく日は出店が出てとても賑やかです。出店と言えば食べ物!と思ったら半分以上のお店が洋服・アクセサリー・バッグを売っています。 有名なとげぬき地蔵(曹洞宗萬頂山高岩寺。巣鴨の名所で年間800万人の参拝客が訪れます)にお参りして、名物の塩大福を買って帰りました。 2年 K・A |
街の情報 今回は、荻窪駅南口を学校方向へ線路沿いに進んだローソンの先にあるをお訪「広くて楽しい古本屋 ささま書店」お訪ねし、伊東淳司(いとうじゅんじ)社長にお話を伺いました。 「ささま書店」は、先々代の笹間社長が麻布十番に創業。29年前、荻窪に移転しました。お客様は、平日の昼間は年配の方、夕方はサラリーマン、休日はご夫婦や遠方からの方など幅広く、音楽や映画など趣味に関する本は特に人気が高いそうです。お店の本は主に、毎日行われる東京古書組合による業者間の交換会で、実物を見て入札方式で購入されます。 伊東社長ご自身は、本をあまり読まれないそうです。「写真集など、字を読まなくても楽しめる本は沢山あります。」高校時代は、体育と美術が好きで、ビデオショップでアルバイトをしてらっしゃいました。バイト先の10歳上の先輩からの「今しかできないことと今すべきことをしなさい」という言葉が心に残っています。ところが、その先輩とは些細なことで喧嘩別れ。そのときの先輩と同じ年齢になったとき、やっと先輩の気持ちが理解できたような気がして「或る年齢にならないとわからないことがあるもの」と強く感じた、と話してくださいました。~伊東社長、有難うございました。 「ささま書店」のプロフィール ◎住所: 杉並区荻窪4-31-11 ◎電話: 03-3391-6033 ◎営業時間: 11時半~9時 ◎定休日: 火曜日 2年 鈴木スミレ |
KYクッキング ◇ 肉ごぼう旨み焼きご飯 ◇ ~材料 2人分~ ご飯(食べる分)、豚バラ肉120g、ごぼう半本(ささがき)、 A【醤油大さじ1、酒・味醂・砂糖大さじ半分・お好みでおろしニンニク】目玉焼き(フライパンで弱火で蓋をしないで2分)、炒りごま少々、万能ねぎ適量、サラダ油少々 ~作り方~ サラダ油をフライパンにひいて豚肉を炒め、ごぼうを入れて炒める。すかさずAを入れて煮詰める。 豚肉がツヤツヤになったら火を止める。お皿にご飯と豚ごぼう炒めを盛り、目玉焼きをのせ、ネギと炒りゴマを振りかけたら出来上がり。上にのせる目玉焼きは、温泉卵にしても美味です。 ~温泉卵の作り方~ 1.卵は作る三十分前に冷蔵庫から出し室温にもどす。2.1Lのお湯を沸かし水1カップを加えて火を止める。3.おたまで静かに卵を入れ?分置いて取り出す。 2年 黒澤あすか |
進路指導室より(平成28年11月) ~ 進路指導室長 山下孝範 ~ 晃陽学園高等学校東京校も、無事前期を終了し、三年生の進路の状況報告の時期が来ました。今年度は九月時点で就職希望者が無く、毎年、会社見学で熱い熱い夏になっていましたが、企業との交流もなく静かな夏を過ごしました。 しかし、後期は進学準備の季節。気が休まらないのは例年と変わりません。一部芸能活動との両立をしての卒業見込生を除き、大学・専門学校への希望ばかりです。指導の中心は、偏(ひとえ)に自身が高い目的志向と実行力を持ち合わせていること。加えて基礎学力の養成も必要です。そのため、今夏は「ロングラン補習」の日程を組みました。 大学AO入試では九月中に合格内定を伝えられ、専門学校は九月に合格の吉報を頂き嬉しい限りです。十月は、推薦入学が集中し、出願が急がれます。AO入試もこれから受験可能な大学もあります。大切なのは、目的意識をシッカリと持ち、相手に明確にメッセージを伝えられる能力を持つことです。推薦入試での面接は、比重としては大変大きく模擬面接の訓練は不可欠です。一般受験の生徒には一、二月が本番です。一月のセンター試験は四名が受験予定です。今後の進路が人生に与える影響は多大です。努力した!と言う事実がこれからの困難に立ち向かえる勇気を育てると信じています。 |
進路指導室より(平成28年8月) ~ 副校長 綱島麻里・進路指導室長 山下孝範 ~ 5月6日から6月初めにかけて三年生の進路相談(保護者同席)を実施しました。生徒の進路先希望というのは時代の趨勢(すうせい)に影響されるのでしょうか、わずか一年間のスパンでさえ意識の変化がみられるなど、時代の動きは速いものです。過日の伊勢志摩サミットで安倍首相は、景気判断の一環として求人倍率を提示していました。実際、平成27年度 高校生求人倍率は、1.54倍で、前年比で0.26ポイントの増になっています。この数字は働きたい生徒は全員正規社員になれる数字です。 本校でも平成27年度の求職者数は、近年になく卒業生の30パーセントまで数字を上げました。今年度も生徒の求職の勢いが続くかと思われましたが、今のところ職安斡旋(あっせん)での求職者はゼロです。正規社員になれる良いチャンスと思っていた学校側も少し考えさせられます。企業から求人の問い合わせがあるたびに、お断りしなければならず、申し訳ないような気持ちになります。しかし、私達は上級学校に進学したいという生徒の気持ちは大事にしています。なんといっても生徒本人のスキルアップ、そしてより高い人格形成にチャレンジすることだと理解しているからです。日本の社会、そして世界の動向は混とんとしています。このような社会に生きていく生徒たちには、ただただ力強く生きていってもらいたいと思うばかりです。 上級学校での学習は、生きる力強さの柱になるものと信じて止みません。ただ教育費の高騰(こうとう)が心配の種で、家族との十分な話し合いや家族の応援が欠かせません。何か事を進めるには多くの人たちの理解と協力が必要です。生徒たち一人ひとりが「進学出来るのは、周りの人や家族のおかげ」と感謝の心を持ってくれたらと思います。 |
KYだより |
第17号 発行 平成27年8月1日 編集 森川智美 鈴木スミレ 幾田楓子 黒澤あすか 今村健一(入部順) 「KYだより」は年4回(2・5・8・11月)発行の学校新聞です。創刊は平成23年 8月。校内や地域の方々との大切なコミュニケーションツールです。どうぞご愛読下さい。 紙媒体(B4版)の発行もしております。ご希望の方は編集部までご連絡ください。 email: info@koyo-tokyo.ed.jp |
社会人のお話を聴く会 五月の「社会人のお話を聴く会」では、㈱シャトレーゼのエリアマネージャー浦崎(うらさき)秀人(ひでと)様のお話を伺いました。㈱シャトレーゼは、全国に四六〇店舗、山梨県に3つの工場を有する大きな洋菓子屋さんです。浦崎様は、関東エリアを担当されていて、加盟店のオーナーさんと普段からコミュニケーションを密にすることが大切なお仕事だそうです。お店の経営や将来について話すのも勿論(もちろん)大事ですが何でもない世間話をすることによって良い関係が生まれると仰います。 社会人として、会社に入ったら、まず単純作業をシッカリこなすこと、そしてトップ(=社長)の考え方を、勇気を出して尋ねてみることも大切だとおっしゃいます。目上の方のお話を伺うときは「相手の方の目を見て、聴く姿勢を示すこと。上手くなくてもいいからひと言でも自分の感想や意見を言うことが大事です」と貴重なアドバイスを戴きました。 |
街の情報 「まるとび」さんは、荻窪駅北口から青梅街道を東京校へ向かう途中にあるオシャレなおにぎり屋さんです。 店長の山口淳一(じゅんいち)社長は、とにかくお米が大好きで、縁あってここ荻窪でお店を始められました。店名には「円滑(えんかつ)に!そして飛んでいきたい!」と言う気持ちが込められているそうです。こだわりはお米の浸水時間。パッケージや海苔のカットにも工夫(オリジナリティ)があります。お薦(すす)めは「鮭の柚子(ゆず)胡椒(こしょう)マヨネーズ」と「広島菜巻き」です。 「海外にお店を開くのが夢」とおっしゃる山口社長。高校時代は「今を生きるのに精一杯。野球選手などを夢見て楽しく毎日を過ごして」いらしたそうです。私たち現在(いま)の高校生には「今をちゃんと生きて欲しい。考えることを止めないで!」というメッセージをいただきました。 話がお上手で笑顔のステキな山口社長なら、きっと夢を実現なさるでしょう!私達も 「まるとびおにぎり」を食べて応援します。 ニ年 黒澤あすか <「まるとび」のプロフィール> ◎住所: 杉並区上荻1-5-9 丸よしビル1階 ◎電話: 03-6383-5616 ◎営業時間: 平日 7時~夜9時 土日祝 10時~3時 |
KYニュースその1 7月19日(火)、東京校では、希望者による富士急ハイランドへの遠足を実施しました。4月にオープンしたばかりの「バスタ新宿」を出発し、一路、富士山の麓(ふもと)へ。園内でのバーベキューランチのあと、グループに分かれて自由行動です。絶叫系アトラクションへ一目散の生徒もいれば、ほのぼの系に終始するグループもいて、友達の、普段とは違う一面を見ることが出来ました! 富士山が顔を見せてくれなかったのが少し心残りでしたが、全員、元気で無事に帰って来られてホントによかったです。 KYニュースその2 ★「学校案内資料」をリニューアル 5月1日(水)、東京校では、1・2年生のモデル五人による表紙の撮影会が行われました。カメラマンは社会科の福島先生です。撮影後の写真を、モデルと先生方が一緒に見ながら、意見を出し合い、笑い声たくさんの撮影会になりました。 この一枚で、後輩たちが大勢集まってくれると嬉しいです。 二年 幾田楓子 ★健康診断・歯科検診を実施 今年度の歯科検診を含む健康診断の実施に際しては、費用面でもご負担を おかけし、急なお願いであったにもかかわらず、六月末時点で大半の生徒が荻窪病院・東上野歯科クリニック等の受診を終えることができました。 ご協力頂き誠に有難うございました。 |
おススメの一冊 ◎著者: 坪田(つぼた)信貴(のぶたか) ◎書名: 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版]』 角川文庫 「あなたは『自分にはゼッタイ無理』っていつしかあきらめてしまった夢がありませんか?」との一文から始まるこの物語は、学年ビリだったギャルが1年で偏差値を四〇も上げて慶應大学に現役合格するという奇跡のようなお話で、二〇一五年には有村(ありむら)架純(かすみ)さん主演で映画化もされました。 この「ゼッタイ無理」を克服する体験が大事だと言う著者に、それを見事に克服した主人公。第一章ではその著者で塾講師の坪田先生と主人公で金髪ギャルのさやかちゃんが出会います。全七章の構成で、学力は小学校4年生、どん底の家庭環境、そして、慶應大学の高すぎる壁と「ゼッタイ無理」と言わざるを得ない状況が続きます。それを坪田先生とさやかちゃんが挑んでいくのです。 著者曰(いわ)く「ちょっとしたコツ」を知るだけでこの奇跡は起こすことができると言います。「そのコツを知ってほしくて僕はこの物語を書きました。・・・ダメ人間なんていないんです。・・・」奇跡を起こす感動ストーリー。この本を読んで自分も「ゼッタイ無理」に挑み たくなりました。 二年 今村健一 |