東京校miniNEWSを更新しました

KYだより

第28号  発行 令和元年6月1日 編集 晃陽学園高等学校東京校 新聞部

「KYだより」は年4回(2・5・8・11月)発行の学校新聞です。創刊は平成23年8月。校内や地域の方々との大切なコミュニケーションツールです。どうぞご愛読下さい。紙媒体(B4版)の発行もしております。ご希望の方は新聞部までご連絡ください。ご意見ご感想も大歓迎です。

email. info@koyo-tokyo.ed.jp

社会に出てからこそ

新元号「令和」も一ヵ月が過ぎ入梅の6月を迎えました。新入生も緊張から日々笑顔へと変わり制服姿も高校生らしく成長のあとが少しですが見られるように感じます。思ってもみない大きな事故が報道され、ご家庭の皆様にはご心労の多い時代になりました。

5月中旬から3年生には「進路相談」が始まりました。まだまだ切羽詰った様子が感じられず「そのうち何とかなる」と思っての日々が見受けられます。(苦言をお許しください。)「メリハリをつけて、瞬発力を!」「自分の思っていることを正しい言葉で相手に伝える能力」も是非身に着けて欲しいと常々願っています。

進学希望で進学しても、就職希望で社会人としてスタートしても、想像以上の現実に戸惑う、そんな世界が待っていることと思います。「勉強、好き?」と尋ねますと言下に「キライッ!」と返ってくる生徒が多い東京校です。でも社会に出たら生きて行ける生徒達だと思っています。私も日々生徒達に教えられることが沢山あります。「でしょ?」と 即 生徒達から声が返ってきそうです。~東京校副校長 綱島麻里

親睦遠足会

4月18日(木)、新宿御苑への親睦遠足会を実施しました。荻窪駅に集合し、JR総武線各駅停車で千駄ヶ谷駅へ。入苑前に、寄り道して建設中の新国立競技場を見学しました。東京五輪・パラリンピックでは開会式・陸上競技などが行われる場所です。

御苑では開花時期の遅い八重桜が花盛りで、なかでも関山(せきざん)という桜が見頃でした。ヒマラヤ杉の森を抜け、パリ万博に出展されたという「木を模した橋」を観察、日陰をみつけて皆でとったおむすびランチでは、思いがけない桜吹雪に、そして1年生は先輩からのオヤツに感激しました。

大温室が面白かった、都会の真ん中にこんな自然が!との感想が寄せられ、いつもとチョット違った一日が過ごせたかなと思います。

街の情報

今回は、本校の在する茨城県古河市の古河文学館(平成10年開館)をお訪ねしました。歴史ある洋館といった佇まいに「元はどなたかのお屋敷だったのですか?」と受付の方にお尋ねすると「いかにもそんな感じですが文学館として新築されたものです」とのお答えです。

古河ゆかりの作家のコーナーでは、特に、3歳から高校までを古河で過ごした作家永井路子、大正11年に絵雑誌「コドモノクニ」を創刊した鷹(たか)見(み)久(きゅう)太郎(たろう)(古河出身)のことを知ることができました。グランドピアノや蓄音機のあるサロン風の広間ではコンサートや朗読会なども行われるそうです。

受付の女性の方には貴重なSPレコードを聴かせて戴き大変お世話になりました。有難うございました。

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「古河文学館」のプロフ

住所:古河市中央町3丁目10−21

電話:0280−21−1129

休館日:HPやTELで確認して下さい。

入館料:一般200円 小中高生50円

ラグビーW杯 勝手に勉強会 その2

今年9月20日(金)から11月2日(土)、日本の12の都市で開催されるラグビーW杯。期間中に消費税率のアップも予定され、今年の秋は何かと慌ただしくなりそうです。馴染みの少ないラグビーに少しでも親近感を抱けるように今回はラグビーに因んだ、そして歴史もチョット勉強できる映画をご紹介します。

◎「インビクタス/負けざる者たち」

日本では2010年に公開された米国映画です。舞台はラグビー強豪国の南アフリカ共和国。「反アパルトヘイト(人種隔離政策)闘争の罪を問われ、27年間も獄中生活を送った後、大統領に選ばれたネルソン・マンデラは、意外なところに民族融和の希望の光を見出す。それはラグビーだったのです。」(DVD解説文より)

「インビクタス」とは劇中でマンデラ大統領が繰り返す英国の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩の題名です。

「我が運命を決めるのは我なり、我が魂を制するのは我なり」《INVICTUS》より

I am the master of my fate, I am the captain of my soul.

ガンバレJapan! To be continued.

≪編集後記≫

今号は発行が遅れて申し訳ありませんでした。新聞部では目下、部員を募集しています。何か新しいコトを始めたい!と思っているそこのアナタ、一緒に新しい「KYだより」を作りませんか?